ご依頼前にまず、するべきこと

ご遺体を発見 ご遺体を発見 警察に通報 警察に通報 警察がご遺体を引き取ります

ここからはお部屋の掃除が急務となります。

お部屋の中は体液・血液等が付着しています。数日で害虫も発生します。
大家さん・管理会社さんが立ち会いされている状況でしたら、どこまで原状回復するべきかという話になります。

通常の生活で汚れる範囲を超えている場合は、お住まいになられていた方の負担で修繕する必要があります。

一般的な清掃方法では除去できない汚れ、臭いの問題が必ず発生します。
特殊清掃専門の会社に状況を説明後依頼してください。

血液・体液を踏まないようにペットシート、または新聞紙などを置いてください。

できれば出入りのある玄関から敷いてください。

害虫が部屋の中にいても窓は開けないでください。

窓を開けると臭いが外に出ていき、近隣の方の苦情になります。

換気扇・エアコンはまわさないでください。

換気扇等に臭いが付着し充満します。

市販の消臭剤を使用しないでください。

効果はありません。臭いが混ざり強烈な異臭へと変わります。

電気・水道が使用できる状況か確認してください。

清掃時に水と電気は必要になります。

遺品整理も同時に依頼する場合は、必要なものを紙に控えておいてください。

発見から清掃(臭いの除去)までを早急に行う事がどれだけ重要か、賃貸・分譲マンションでは管理会社に苦情の電話が毎日入る為、大家さん・管理会社さんはよく理解されています。

異臭まで発展した場合は、「家賃を下げろ」という苦情が増えてきます。
その物件の入居状況に関わる問題となります。
体液・血痕などの付着した物をご遺族の方が処分され、多少は臭いが軽減されますが、完全に臭いが消えることはまず、不可能に近いと思います。

まず、専門会社に連絡をし、やってはいけない事もありますので、アドバイスなどを聞き、専門会社が必要であればご依頼されるべきだと思います。